======================================================================== DumpListEditor Ver0.11 Readme.txt ======================================================================== ◆概要 OCRで認識したテキストファイルを手修正する時に便利なツールです。 Windows上だけで、サムチェック、修正、cmt/d88/n80/p6t/mztファイル作成まで一気にできます。 自分は主にWindows上のテキストエディタでプログラムを入力していますので、 エミュ上でチェックサムを計算して、仮想プリンタに印刷してと、行ったり来たりする必要がありました。 このツールで、行ったり来たりすることが無くなりました。 マシン語のチェックサムを修正していく作業自体は手作業ですが、ヒントが画面に表示された状態で修正していくので、 数独パズルをやっているみたいで楽しい作業に変わりました。 おまけで、BASICのグラフィックキャラクタ入力、BASIC中間言語←→テキストの相互変換、アセンブラ、逆アセンブラ、 cmt/d88/p6tファイルの整理、BASICプログラムの閲覧、マシン語ダンプ表示などもできるようにしてみました。 http://bugfire2009.ojaru.jp/input.htmlにて、使い方の説明をしていますので、まずは、そちらをご覧下さい。 ◆作業手順 0.ダンプリストをPDFファイルなどに変換する 1.お好みのOCRソフトで、文字認識をして、認識テキストをコピーする 2.DumpListEditorに認識テキストをペーストする 3.[チェック!]ボタンを押して、チェックサムに矛盾が無いかをチェックする 4.DumpListEditor上で、テキストを修正し、チェックを繰り返す 5.チェックサムに矛盾が無くなったら、cmt/d88ファイルに書き出す。 ◆前準備 OCRソフトは、お好きなものを使って下さい。お薦めは、eighttails様のProgram List OCRです。 808 Midway(http://eighttails.seesaa.net/) BASICでグラフィックキャラクタを表示するためには、Windows用フォント(N-Font:モ〜リン様作)が、必要です。 下記のどちらかからダウンロードして、Windowsにインストールして下さい。 Out of STANDARD様(http://upd780c1.g1.xrea.com/)→エミュレータ&ツール類 配布ページ 燕風様(https://twitter.com/relaxwind88mk2)→仮置き場(http://relaxwind.info/new/)  PC-6001用のBASICプログラムの表示には、P6TrueTypeフォントが必要ですので、こちらもインストールして下さい。 Hashi's HomePage様(http://p6ers.net/hashi/)→P6プログラムのダウンロード  MZ-80K用のBASICプログラムの表示には、このソフトに同梱されている2つのフォント(MZ-FontとMZ-Font-Symbol) をインストールしてお使い下さい。 d88ファイルへの書き出しには、元になるファイル(プログラムローダの入ったd88ファイル)が必要です。 Thunderbolt様作成のDash-80を使わせていただきましょう。 「Dash-80_10b1.d88」をDumpListEditorと同じフォルダに置いて下さい。 ダウンロードは、Retro Computer People(https://retrocomputerpeople.web.fc2.com/hall.html)」から 展示場→レトロプログラムのフロアと進んで下さい。  PC-8001mkIISR用のd88ファイルを作る時は、Dash-80が使えないため、専用のDisk-BASICが必要です。 DISK_mkIISR.d88という名前にして、t88tool.exeと同じ場所に置いて下さい。  PC-8801用のd88ファイルを作る時は、Dash-80が使えないため、ALPHA-MINI DOSが必要です。 「OBS(おにたま放送局)(http://onitama.tv/obsweb/index.html)」さんから入り、 「SPLIT-i/ALPHA-DOS product page」から「ALPHA-MINI DOS 1.2.zip」をダウンロードして下さい。 ◆ダンプリスト修正の仕方 「マシン語入力」画面にOCRテキストを貼り付けた後、[チェック!]ボタンを押して下さい。 各種エラーが色で表示されますので、テキストファイルを手修正して下さい。 修正→チェック→修正→チェックと繰り返して、エラーが無くなったら完成です。 ダンプリストの修正は、下記の順番でやっていくと楽です。 1.ADRS(ADD)、SUMなどを修正する。 ここが間違っていると、そもそもフォーマットが認識できませんので最初に修正して下さい。 2.アドレス間違い(オレンジ表示)を修正する。 3.文字間違い(赤表示)を修正する。 OCR認識は同じ間違いパターンが多いので、検索機能を使って、一括で変換してしまうと楽です。 4.チェックサム間違い(ピンク表示)を頼りに、合わせていく。 I/O形式(縦横チェックサム)の場合は、ピンク表示されたチェックサムの交点が間違っている場所になります。 それ以外のチェックサム形式の場合は、その行や64バイトエリア内のエラーをがんばって探して下さい。 OCRのため、チェックサム自体が間違っている場合もありますので、注意して下さい。 エラーが無くなったら、cmtファイルやd88ファイルに書き出して終了です。 cmt出力設定やd88出力設定パネルで、自動起動の設定なども可能です。 [ファイル整理画面にPaste]ボタンを押すと、BIN形式(4バイトのヘッダ付き)に変換されて、 「ファイル整理」に貼り付けられます。ここに複数のプログラムをまとめてから、ファイルに書き出してもOKです。 ◆BASICのグラフィックキャラクタの入力 「BASIC入力」画面は、N-Fontによるグラフィックキャラクタが表示できるようにしてあります。 N-Fontが必須ですので、必ず、フォントインストールをしてからお使い下さい。 右上のパネル内のボタンを押すと、グラフィックキャラクタやカタカナを入力できます。 カタカナなどは、IMEからカタカナを入力した後で、[コード補正]ボタンを押すことでも、PC-8001コードが入力可能です。 一部のグラフィックキャラクタ(パネルに表示されている文字)についても、[コード補正]ボタンで変換できます。 (IMEした入力した文字はN-Font状態では見えませんが、[MS Gothic]ボタンを押すと見ることができます) GRPHキーの代わりに、ALT+キーでもグラフィックキャラクタが入力可能です(詳細については、「共通設定」の注意点をご確認下さい)。 [チェック!]ボタンを押すと、中間言語に変換されて、アドレス範囲が表示されます。 エラーが無ければ、テキストファイルやcmt/d88ファイルに書き出して下さい。 [ファイル整理画面にPaste]ボタンを押すと、BAS形式(中間言語形式)に変換されて、 「ファイル整理」に貼り付けられます。ここに複数のプログラムをまとめてから、ファイルに書き出してもOKです。 PC-8001以外のプログラムの場合、中間言語コードが異なりますので、ボタンエリアにある機種設定(PC-8001)を 該当機種に切り替えてから変換して下さい。 ◆ファイル整理の仕方 「ファイル整理」画面のテキスト入力エリアは、リッチテキストフォーマットになっていますので、 ファイルのコピペや、ドラッグ&ドロップでファイルを貼り付けることが可能です。 ファイルメニューから各ファイルを読み込むことも可能です。 Wordなどにファイルを貼り付けた時と同じ状態ですので、ダブルクリックで、既定のプログラムを起動することもできます。 ここにマシン語やBASICのプログラムを順番に並べてから、cmt/d88ファイルに書き出して下さい。 また、テキスト入力エリアではなく、ボタンエリアにcmt/d88ファイルをドラッグ&ドロップした場合には、 中身のマシン語やBASICプログラムがテキストエリアにPasteされます。 この状態で、[BASIC入力画面に送る]ボタンを押すと、BASICプログラムを見ることが可能です。 BASIC入力画面を使いまわしていますので、編集後、ファイル整理画面にPasteすることが可能です。 (2番目以降のBASICを見たい時には、ファイルを選択してからボタンを押して下さい。) BINファイルについては、[マシン語入力画面に送る][アセンブラ入力画面に送る]ボタンで、ダンプリスト表示や逆アセンブル表示も可能です。 ファイルビューワーとしてお使い下さい。 この画面を使って、下記のような作業も可能です。 ・cmtファイルの連結 テキスト入力エリアに複数のcmtファイルを並べてから、cmtファイルに書き出して下さい。 ・マルチボリュームd88ファイルの分解 ボタンエリアにd88ファイルをドロップすることで、ディスクごとのd88ファイルがテキスト入力エリアに表示されます。 ここから、Windowsのフォルダにファイルのコピペやドラッグ&ドロップができます。 個々のd88ファイルの中身が見たい時には、ファイルを選択してから、[選択d88ファイルを再解析]ボタンを押して下さい。 ・マルチボリュームd88ファイルの作成 テキスト入力エリアに複数のd88ファイルを並べてから、d88ファイルに書き出して下さい。 マルチボリュームのd88ファイルが書き出されます。 各ディスクのdiskname(d88ファイルの先頭16バイト)が未設定時には、元のファイル名が設定されます。 ◆ボタン説明 [チェック!] マシン語チェックをします。ALT+Nでエラー発生場所にジャンプします。 [PC-8001]選択リスト 機種(モデル)を切り替えます。 [Text書出し] OCR結果テキストの修正結果を保存します。 [cmt書出し] cmtファイルに書き出します。 [d88書出し] d88ファイルに書き出します。 [n80書出し] n80ファイルに書き出します。 [p6t書出し] p6tファイルに書き出します。 [mzt書出し] mztファイルに書き出します。 [N-Font] N-Font(モ〜リン様作)に切り替えます。 [P6-Font] P6-Font(Hashi様作)に切り替えます。 [MZ-Font] MZ-Font(このソフトに同梱)に切り替えます。 [MS Gothic] MS-ゴシックフォントに切り替えます。 [作業Undo] テキスト入力エリア外の作業を元に戻します(作業Undo)。 [作業Redo] テキスト入力エリア外の作業をやり直します(作業Redo)。 [大] フォントサイズを大きくします。(CTRL+マウスホイールでも操作できます。) [小] フォントサイズを小さくします。(CTRL+マウスホイールでも操作できます。) [0]、[1]、[2] 現在のテキストをメモリ上にセーブします。(0〜2) ◆右上のパネル切り替え 記号入力 BASIC入力画面で、記号が入力できます。 カナ入力 BASIC入力画面で、カタカナが入力できます。 検索 テキストの検索ができます。(CTRL-Fで呼び出せます。) 大文字小文字を無視 チェックすると、大文字と小文字を同一視します。 文末と文頭をループする チェックすると、文末まで検索した後、文頭に戻ります。 [↓] 順方向検索 [↑] 逆方向検索 置換 テキストの置換ができます。起動時に、replace.txtを読み込みますので、お好きな置換作業に書き換えて下さい。 正規表現 チェックすると、正規表現が使用可能になります。 選択範囲 チェックすると、選択範囲のみを置換します。 replace.txt再読み込み 置換設定ファイルを再読み込みします。 [アルファベットを0に] O(オー)に誤認識した0(ゼロ)を元に戻す置換例です。リストから他の選択パターンを選択して下さい。 置換前パターン 置換前のパターンです。自由に書き換え可能です。 [→] 各置換を実行します。 置換後パターン 置換後のパターンです。自由に書き換え可能です。 cmt出力設定 mon+Lで自動実行 チェックすると、ファンクションキーによる自動実行データを追加します。 [自動生成]ボタン ファンクションキーによる自動実行データを自動生成します(ファイル名やCLEARパラメータを設定してから押して下さい)。 マシン語ファイル名付加 チェックすると、マシン語ファイル名を書き出します。PC-8801以外では読み込めません。 CLEAR チェックしてから[自動生成]ボタンを押すと、CLEAR文が挿入されます。 d88出力設定 diskname書込み チェックすると、d88ファイルのdiskname(d88ファイルの先頭16バイト)を書きこみます。 autorun書込み チェックすると、ディスクの起動時実行命令を書きこみます。 [↓自動生成]ボタン 起動時実行命令を自動生成します(ファイル名やCLEARパラメータを設定してから押して下さい)。 autokey 書込み チェックすると、ファンクションキーによる自動実行データをファイルに書込みます。 [←↑自動生成]ボタン ファンクションキーによる自動実行データを自動生成します。同時に起動時実行命令も自動生成します。 CLEAR チェックしてから[自動生成]ボタンを押すと、CLEAR文が挿入されます。 n80出力設定 ダイレクトスタート チェックすると、プログラムを自動実行します(実行アドレスにダイレクトにジャンプします)。 autokey 書込み チェックすると、ファンクションキーによる自動実行データをファイルに書込みます。 [自動生成]ボタン ファンクションキーによる自動実行データを自動生成します(ファイル名を設定してから押して下さい)。 CLEAR チェックするとCLEAR文相当の処理(スタックエリアと文字列エリアの設定)をしてからプログラムを起動します。 p6t出力設定 BASICモード BASICモードを選択して下さい。 ページ数 ページ数を選択して下さい。 自動実行 チェックすると、自動実行コマンドを書きこみます。 [自動生成]ボタン 自動実行コマンドを自動生成します(CLEARパラメータを設定してから押して下さい)。 CLEAR チェックしてから[自動生成]ボタンを押すと、CLEAR文が挿入されます。 マシン語形式 マシン語の形式を選択して下さい。 不要データ削除 マシン語の先頭についたゴミを削除してから書きこみます。(現状、00データ削除と00以外削除のみ) p6t記号 BASIC入力画面で、PC-6001用の記号が入力できます。 ひらがな、カタカナに関しては、全角で普通に入力して下さい。 mzt出力設定 autostartフラグ チェックすると、LOAD後自動実行されます。 BASICシステムファイルとプログラムを結合して一度にLOADする(旧SP-5030のみ対応)。DLEと同じフォルダに、「SP-5030.mzt」を置いて下さい。 SP-5030を改造して自動RUN チェックすると、SP-5030のコマンド待ちから自動でRUNできます。 MZ記号 BASIC入力画面で、MZ-80K専用の記号が入力できます。 記号パネルと併用して下さい。 共通設定 ステータスバー チェックをはずすとステータスバーがなくなり、画像データとの比較がしやすくなります(上下に並べて比較して下さい)。 Window自動移動-改行入力ごと チェックすると改行ごとにWindowsを自動で移動します。画像データを見ながら連続で入力できるようになります。 Window自動移動-上下行移動ごと チェックすると行を移動するごとにWindowsを自動で移動します。画像データとの比較が連続でできるようになります。 移動量 改行ごと/カーソル移動ごとのWindow移動量です。画像データの1行分になるように移動量を設定して下さい。 ALTキーLock ALTキー(GRPHキーの代わり)をLock状態にします。 ALTキー動作 グラフィックキャラクタ入力 ALTキーとアルファベットキーの組み合わせでグラフィックキャラクタが入力できます。(BASIC/アセンブラ入力時のみ) グラフィックキャラクタの入力については、DLEキー配列.pdfを参照下さい。 注意:「ALT+@」は、Windowsの漢字ON/OFFに取られてしまうので使えません。代わりに「ALT+[」でお願いします。 (参考)https://social.technet.microsoft.com/Forums/windows/ja-JP/335ede90-8bf8-48f6-9a8a-0bf97780789e/altimeonoff?forum=imejp2010 BASICコマンド自動入力 ALTキーとアルファベットキーの組み合わせで下記のコマンドの自動入力が可能になります。(BASIC入力時のみ) ALT+P →「PRINT\"」 ALT+T →「THEN」 ALT+E →「ELSE」 ALT+D →「DATA」 ALT+F →「FOR」 ALT+N →「NEXT」 ALT+C →「CONSOLE」 ALT+W →「WIDTH」 ALT+G →「GOTO」 ALT+S →「GOSUB」 ALT+R →「RETURN」 ALT+O →「POKE」 ALT+X →「EXEC」 ALT+M →「MUSIC"」 ALT+H →「HEX$("」 Windows移動 矢印キーで自Windowを上下左右に移動します。(マシン語入力モードでは常に可能です。Shiftキーで移動量10倍になります。) ALTでMZ-80K特殊キャラ入力 チェックするとMZ-80K用の下記の特殊キャラクタがALTキーで入力可能になります(MZ-80K設定時のみ有効)。 ALT+HOME → カーソル移動[H] ALT+END → 画面クリア [C](ALT+SHIFT+HOMEでも入力可能) ALT+↓/↑/→/← → カーソル移動[↓][↑][→][←] グラフィックキー配列は、下記のページを参考にさせていただきました。 PC-8001 (N-Font同梱資料)PC8001_GrphKey.pdf PC-6001 http://p6ers.net/hashi/furoku3.html MZ-80K https://www.akamoz.jp/you/konjaku/mz80/whatsmz.htm ◆テキスト入力画面切り替え マシン語入力 ダンプリストをエディトする画面です。最初は、OCR認識ミスをした例を表示しています。 [I/O形式]選択リスト 雑誌I/Oなどの縦横チェックサム形式です。横8列形式、アスキー形式、64バイトサム形式などに切り替えます。 形式サンプルボタン 各形式のサンプルを表示します。 ファイル名 マシン語ファイル名を指定します。 実行アドレス マシン語実行開始アドレスを指定します。 ファイル整理画面にPaste BINファイル形式で、ファイル整理画面にPasteします。 BASIC入力 BASICを入力する画面です。グラフィックキャラクターを表示することができます。 形式サンプル サンプルBASICプログラムを表示します(PC-8001用とPC-6001用があります)。 コード補正 Unicodeで入力した文字を、可能な限りPC-8001/PC-6001の文字コードに変換します。 ファイル名 BASICファイル名を指定します。 チェックを厳しく チェックをはずすと行番号チェックなどを行わず、中間言語への変換だけを行います。 ファイル整理画面にPaste BASICプログラムを中間言語に変換して、ファイル整理画面にPasteします。 アセンブラ入力 アセンブラを入力する画面です。グラフィックキャラクターも表示することができます。 形式サンプル サンプルアセンブラソースを表示します。 コード補正 Unicodeで入力した文字を、可能な限りPC-8001/PC-6001の文字コードに変換します。 Skip桁数 16進データ付きのアセンブルリストの先頭から指定された桁数分を読み飛ばします。 ファイル名 マシン語ファイル名を指定します。 ファイル整理画面にPaste アセンブラソースをマシン語に変換して、ファイル整理画面にPasteします。 ファイル整理 ファイルを整理する画面です。ここにマシン語やBASICのプログラムを順番に並べてから、cmt/d88ファイルに書き出します。 説明文再表示 最初に表示されている説明文を再表示します。 実行アドレス マシン語実行開始アドレスを指定します。自動実行データの自動設定時に、この情報が使われます。 マシン語ロード数 ロードするマシン語数を指定します。自動実行データの自動設定時に、この情報が使われます。 選択ファイルを再解析 選択したd88/cmt/p6tファイルを解析して、個別ファイルを表示します。 マシン語入力画面に送る 選択したファイルをテキスト(ダンプリスト)に変換して、マシン語入力画面に表示します。 BASIC入力画面に送る 選択したBASファイル(中間言語)をBASICテキストに変換して、BASIC入力画面に表示します。 アセンブラ入力画面に送る 選択したBINファイルをテキストに変換(逆アセンブル)して、アセンブラ入力画面に表示します。 ◆メニュー説明 ファイル Textファイル読み込み OCR結果テキストを読み込みます。テキストのコピペやファイルのドラッグ&ドラッグでも良いです。 Textファイル読み込み(SJIS→PC-8001コード変換) OCR結果テキストを読み込みます。S-JISコードをできる限りPC-8001の文字コードに変換します。 Textファイル書き出し OCR結果テキストの修正結果を保存します。 -------------------- cmtファイル読み込み&ファイル抽出 cmtファイルを読み込み、中に入っているBIN/BASファイルをファイル整理画面に表示します。 cmtファイル読み込み(連結用) cmtファイルをファイル整理画面に読み込みます。(BIN/BASファイルと一緒にcmtファイル書き出しで連結できます) cmtファイル書き出し cmtファイルを書き出します。 cmtファイル書き出し(追記) 既存のcmtファイルに追記します。 -------------------- BINファイル読み込み&ダンプリスト表示 マシン語ファイルをマシン語入力画面に読み込みます(ダンプリスト表示機能)。 BINファイル読み込み&逆アセンブル マシン語ファイルをアセンブラ入力画面に読み込みます(逆アセンブル機能)。 BINファイル読み込み マシン語ファイルをファイル整理画面に読み込みます。(複数ファイルをcmt/d88ファイルに書き出しできます) BINファイル書き出し マシン語ファイルをBIN形式で書き出します。(頭に4バイトのヘッダが付きます) BINファイル(ヘッダ無し)書き出し マシン語ファイルをヘッダ無しバイナリデータとして書き出します。 -------------------- BASファイル読み込み&テキスト変換 BASファイル(中間言語形式)を読み込み、テキストに変換します BASファイル読み込み BASファイル(中間言語形式)をファイル整理画面に読み込みます。(複数ファイルをcmt/d88ファイルに書き出しできます) BASファイル書き出し BASファイル(中間言語形式)を書き出します。 -------------------- d88ファイル読み込み&ファイル抽出 d88ファイルを読み込み、中に入っているBIN/BASファイルをファイル整理画面に表示します。 d88ファイル読み込み(複数枚結合用) d88ファイルをファイル整理画面に読み込みます。(マルチボリュームのd88ファイルを作成できます) d88ファイル書き出し d88ファイルを書き出します。 -------------------- n80ファイル書き出し n80ファイルを書き出します。 -------------------- p6tファイル読み込み&ファイル抽出 p6t(cas, p6)ファイルを読み込み、中に入っているBIN/BASファイルをファイル整理画面に表示します。 p6tファイル書き出し p6tファイルを書き出します。 -------------------- mztファイル読み込み&ファイル抽出 mzt(m12)ファイルを読み込み、中に入っているBIN/BASファイルをファイル整理画面に表示します。 mztファイル書き出し mztファイルを書き出します。 -------------------- メモリセーブ 現在のテキストをメモリ上にセーブします。(0〜9) メモリロード メモリセーブデータをロードします。(0〜9) -------------------- 終了 終了します。ファイル保存の警告はでません(未対応)。 編集 元に戻す テキスト入力エリア内の編集作業を元に戻します(Undo)。 やり直し テキスト入力エリア内の編集作業をやり直します(Redo)。 -------------------- 切り取り テキスト入力エリア内のCut コピー テキスト入力エリア内のCopy 貼り付け テキスト入力エリア内のPaste -------------------- 置換/読み込み作業を元に戻す テキスト入力エリア外の作業を元に戻します(作業Undo)。 置換/読み込み作業のやり直し テキスト入力エリア外の作業をやり直します(作業Redo)。 -------------------- 検索メニュー 検索パネルを開きます。(CTRL-F) 置換メニュー 置換パネルを開きます。 replace.txt再読み込み 置換設定ファイルを再読み込みします。 -------------------- 変換 大文字化 小文字→大文字変換 小文字化 大文字→小文字変換 コード補正 Unicodeで入力した文字を、PC-8001の文字コードに変換します。(極力似た文字に変換します) SJIS→PC-8001コード変換 SJISの文字列を、PC-8001の文字コードに再変換します。(カタカナや記号が文字化けした時に試してみて下さい) UTF8→PC-8001コード変換 UTF8の文字列を、PC-8001の文字コードに再変換します。(カタカナや記号が文字化けした時に試してみて下さい) 整形 空の行を削除 空の行を削除します。 行折り畳み GoogleのOCR結果(ダンプリスト)を折り畳みます。 【注意!】置換やファイル読み込みなど、テキストを入れ替える操作をすると、テキスト入力エリア内編集作業のUndoバッファはクリアされてしまいます。 表示 フォント切り替え フォントを切り替えます。 MS-Gothic MS-ゴシックフォントに切り替えます。 N-Font N-Font(モ〜リン様作)に切り替えます。 P6-Font P6-Font(Hashi様作)に切り替えます。 MZ-Font MZ-Font(このソフトに同梱)に切り替えます。 設定 共通設定 共通設定画面を表示します。(ALTキー入力やWindow自動移動機能の設定など) cmt出力設定 cmt出力設定画面を表示します。 d88出力設定 d88出力設定画面を表示します。 n80出力設定 n80出力設定画面を表示します。 p6t出力設定 p6t出力設定画面を表示します。 mzt出力設定 mzt出力設定画面を表示します。 デバッグ用 Rtfテキスト表示 RichTextBox.Rtfテキストを表示します。(マシン語入力画面、ファイル整理画面に表示) RTFデータ表示 RichTextの添付ファイルの情報を表示します。(マシン語入力画面、ファイル整理画面に追記) Basic16進表示 BASIC入力画面のBASICを中間言語に変換し、16進表示します。(BASIC入力画面に追記) フォント変換テーブル表示 NECコード(実機側コード)と画面表示コード(Unicode)の対応表を表示します。 バージョン バージョンを表示します。 ◆ドラッグ&ドロップ時の動作 画面上部(パネル部分) txtファイル:各画面のテキストエリアにペースト cmtファイル:中に入っているBASICファイル、マシン語ファイルなどを抽出して、ファイル整理画面にペースト d88ファイル:中に入っているBASICファイル、マシン語ファイルなどを抽出して、ファイル整理画面にペースト p6tファイル:中に入っているBASICファイル、マシン語ファイルなどを抽出して、ファイル整理画面にペースト mztファイル:中に入っているBASICファイル、マシン語ファイルなどを抽出して、ファイル整理画面にペースト basファイル:BASIC入力画面に、BASICプログラム表示 binファイル:マシン語入力画面に、ダンプリスト表示 マシン語入力画面のテキストエリア ドロップ不可 BASIC入力画面のテキストエリア 画面上部(パネル部分)と同じ動作 アセンブラ入力画面のテキストエリア 画面上部(パネル部分)と同じ動作 ファイル整理画面のテキストエリア すべてのファイル:添付ファイルとしてペースト ◆内蔵簡易アセンブラ仕様  マクロ機能が無いので、あまり、使えないかも知れませんが、仕様は下記です。    ニモニック:ザイログ形式    疑似命令 :ORG(REL), EQU(=), END, DB(DEFB、DEFM), DW(DEFW), REPT〜ENDM(ネスト可能)    文字定数 :'A' or "A" or 'ABC' or "ABC"    16進定数:0FFFFh形式(FFFFのみでも16進として扱います)    ループ変数:'@' →ループカウンタの値になります。(0,1,2,...)    演算子  :(, ), *, /, %, +, -, |, &, ^    ラベル  :行頭から始まる、アルファベットと数字と「_」と「?」と「@」からなる単語(「@」はループカウンタの文字列になります) ◆最後に このツールの効果は、なかなか説明しにくいです。 http://bugfire2009.ojaru.jp/input.htmlにて、動画も使って説明をしていますので、 そちらを見ていただくと助かります。 ◆謝辞 eighttails様(Program List OCR作成&公開) モ〜リン様(N-Font作成&公開) Hashi様(P6-Font作成&公開) HAL 8999様(j80作成&公開、PC-8001発掘隊運営、N-Font公開場所提供) 燕風様(N-Font公開場所提供) Thunderbolt様(Dash-80作成&公開) おにたま放送局様(ALPHA-MINI DOS作成&公開) kubo様(DumpListEditor試用&改善提案) ◆変更履歴 ver0.11 ・アセンブラバグ修正(LD (IX),A、LD (IX),Hなど。ver0.09でバグ混入) ver0.10 ・MZ-80K高速起動追加(BASICシステムとの同時LOAD、SP-5030を改造して自動RUN) ver0.09 ・MZ-80K対応(mztファイル入出力機能、MZ-Font同梱) ・Window自動移動機能搭載(1行入力するごとにDLE自体が少しずつ下がっていきます) ・ALT+キーに対応(グラフィックキャラ入力、または、BASICコマンド入力) ・CTRL+マウスホイールで、フォントサイズの変更を可能にした。 ・半角の「ラ」が[コード補正]ボタンを押すと、「×」に化けてしまったバグを修正(ver0.07でバグ混入) ・PC-6001設定時のサンプルテキストの間違い修正「ケキクケコ」「マミムメミ」 ・p6tファイル書出し時にBASICの最後の00を11個しか出力していなかったのを13個出力するように戻した ・P6t設定に、CLEAR文のパラメータ入力欄を追加(パラメータ設定後に[自動生成]ボタンを押して下さい)。 ver0.08 ・p6tファイル解析結果表示で、BASICモード&ページ数の表示がずれていたバグを修正 ・p6tファイルのベタファイル部分もファイルとして抽出するようした ・PC-6001に切り替えた時に、BASICの形式サンプルをPC-6001用のものに切り替えるようにした ver0.07 ・PC-6001、PC-6601SR対応(p6tファイル入出力機能) ・ファイル整理画面に、「マシン語入力画面に送る」ボタンを追加(ダンプリスト表示機能) ・ファイル整理画面に、「アセンブラ入力画面に送る」ボタンを追加(逆アセンブル機能) ・編集メニューに、「変換」「UTF8→PC-8001コード変換」を追加 ・編集メニューに、「変換」「改行変換(CRorLF→CRLF)」を追加 ・PC-8801のd88ファイル出力対応(ALPHA-MINI DOS 1.2.d88が必要です) ・PC-8001mkIISRのd88ファイル出力対応(mkIISR用のDISK-BASICをDISK_mkIISR.d88とリネームして使って下さい) ・d88ファイル読み込みの対応フォーマット追加(GAME-DOS、S-DOS、C-DOS88) ・アセンブラ命令追加(DS命令) ・「整形」「空の行を削除」追加 ・BASICのチェックを厳しくした。チェック後変数リストも表示。(「チェックを厳しく」のチェックをはずすと厳しいチェックは行いません) ・N88-BASICのコメント記号の変換バグ修正 ・BASIC表示時に、カタカナDATA文の表示がおかしくなるバグ修正    ・テキスト→BASIC中間言語変換時に、DATA文が「:」で終了しないバグを修正 ・アセンブラバグ修正(LD (IX+2),Aがエラー、LD (IX),Aがエラー、LD (IY+n),Dがエラー、LD A,1+2*3計算ミス、RLC (IX+0)が3バイトになる) ver0.06 ・テキストファイル読み込みで複数の改行コードに対応(CRLF、LFのみ、CRのみ) ・ファイルメニューに、「Textファイル読み込み(SJIS→PC-8001コード変換)」を追加 ・編集メニューに、「変換」「SJIS→PC-8001コード変換」を追加 ・CPMファイルの解析で範囲外アクセスが起こるバグ修正 ver0.05 ・cmt用オートキースタートのPC-8001mkII&PC-8801対応 ・n80ファイル出力機能作成 ・「アセンブラ入力」画面作成 ・ELSE文の表示が「:ELSE」になっていたのを修正 ・アイコン作成 ver0.04 ・d88ファイルの自動実行が動かなくなっていたのを修正 ・readme.txt加筆修正 ver0.03 ・テスト公開(初版) ◆開発環境 Microsoft Visual C# 2008 Express Edition ◆連絡先 http://bugfire2009.ojaru.jp/index.html bugfire2009@yahoo.co.jp ※使い方がわからない、うまく行かない場合など、お気軽にbugfire2009@yahoo.co.jpまで、ご相談下さい。