カセットイメージ(*.cmt、*.t88)やディスクイメージ(*.d88)以外のファイルがあります。
4.*.n80
メモリイメージです。&H8000から&HFF3Eまでのメモリ内容をファイルに書き出したものです。(「鶏肋電算研究所」さんの所に詳しい説明があります。「N80の部屋」→「NEXT」で、「N80解體新書」の一番下です。)
j80とX88000がこのイメージを読み込むことができます。
また、t88tool(ダウンロードの部屋に置いておきます)を使うと、ディスクイメージに変換することができます(ディスクイメージであれば、j80、M88、X88000、どのエミュレータでも読み込むことできます)。
5.*.bas
ベーシックプログラムに対応するファイルです。拡張子が同じで2つの形式があるようです。
5-(a) &H8020からBASICプログラム部分のメモリイメージを書き出したもの。
5-(b) DISK-BASICのBASICファイルに対応するもの。BASICプログラム開始アドレス(&H8021)から終了アドレスまでをファイルにしたものになります。この形式は、j80で直接読み込むことができます。
どちらの形式でも、t88toolを使えば、ディスクイメージに変換することが可能です。(形式は自動検出です)。
6.*.bin
マシン語プログラムに対応するファイルです。これも、拡張子が同じで2つの形式があるようです。
6-(a) マシン語プログラム部分をそのまま書きだしたもの。
6-(b) DISK-BASICのマシン語ファイルに対応するもの。マシン語プログラムに、4バイトのヘッダ(開始アドレスと終了アドレス+1)を付け足したものになります。j80で読み込めるのは、こちらの形式になります。
どちらの形式でも、t88toolを使えば、ディスクイメージに変換することが可能です。ただし、開始アドレスの指定が必要です。開始アドレスは、6-(b)の形式であれば、先頭2バイトを見ればわかりますが、6-(a)の形式の場合ファイル内に情報はありませんので当時の資料が必要です。
7.*.img
PC8001EMU(DS上のSmileBASIC用のPC-8001エミュレータ)のステートセーブデータです。RAM32KBにレジスタ情報が80バイト追加されたものです。
こちらもt88toolを使うことで、ディスクイメージに変換することが可能です。ただし、マシン語の開始アドレスと終了アドレスの指定が必要です。また、n80ファイルとの相互変換が可能ですが、この場合には、アドレス指定は不要です。img→n80変換時には、レジスタ復活用のプログラムが組み込まれます。
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